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ヴァシュラン・フリブルジョワ/Vacherin Fribourgeois

スイスはフランス語圏のフリブール地方に伝わるチーズ「ヴァシュラン・フリブルジョワ」。ヴァシュランという名前から、ヴァシュラン・モンドールと混同されたり、またフリブールのチーズということでグリュイエールと間違われたりしてきました。2005年12月にAOCを獲得、その後生産者組合のプロモーションにより着実に生産量を伸ばしています。
 歴史は中世の頃に遡ります。フリブルジョワのVaccarinusという修道士が、スペインのバルセロナ近郊にあるモンセラート修道院に滞在していた時、スペイン修道僧達がたいそう気に入っているチーズの作り方や秘伝を学んだことが始まりだそうです。修道士は故郷に戻り、すぐにチーズを広めていったと伝えられます。同時に、フォンデュを発明した人としても知られています。時は流れ、チーズの名前は「Vaccarini」から「Vacherin」に変わりました。生産地区のフリブールはプレアルプス(アルプス山脈の前山地帯)の肥沃な土地で、良質の高山植物にも恵まれています。
 スイスのチーズの多くは硬質タイプですが、ヴァシュラン・フリブルジョワは弾力があり、トロリとして、非常に繊細な味わいです。熟成期間が最低9週間を経過したものは軽やかな味わいで「CLASSIC」と呼ばれます。3ヶ月ほど熟成されたものは「エクストラ EXTRA」と呼ばれ、クリーミィですばらしい芳香があります。5〜6ヶ月熟成された力強いものは「リュスティック RUSTIC」と呼ばれます。夏の山で製造される「アルパージュ ALPAGE」、山岳地でつくられる「モンターニュ MONTAGNE」、オーガニックの「ビオ BIO」というふうに、6つのタイプに分けることができます。(出所:フェルミエ)
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